アメリカ健康ジャーナル

ミシガンに住んで二十余年。「心と体の健康」を綴るヘルシーライフスタイル工房へようこそ!

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またね、ベティーさん!

良くあることです。
ある人は死に、そして新しい生命が誕生する。
パットは3度目の結婚で幸せになった。
でも、彼女心の傷はいえない。
3番目の息子さんが、警察に追われた末にピストルで自殺したから。
スーは、16歳で妊娠、高校中退。
60才近くなった今、夫と別居。
夫がインターネット恋愛で夢中になったとか。


世の中、一寸先は闇。

次の瞬間、自分の身に何が起こるかなんて
予測できないこともある。




          DSC02121_convert_20091205063536.jpg
             綺麗に化粧をしたベティーさんが眠るキャスケット。
             キャスケットの上には、花を飾るのが一般的。




義母が99歳の誕生パーティーを祝ってもらう中、
心臓発作でお亡くなりになる方もおいでです。

現実には、様々なことが、世界中でおきているのですから。



11月29日、友人のお母様のベティーが、天に召されました。
感謝祭の朝、目が覚めてから、胸の苦しみを訴え救急車で病院に。
その3日後、家族たちに見守られるなか安らかに天国へ・・・。
享年86歳。



よく笑う、目の大きな叔母さんでした。
世話好きで、気さくで、アメリカ人なのに、
「おばちゃん」って呼びたくなるような素敵な女性、ベティー。
子供6人、孫14人、曾孫18人。
人を愛し、接待上手のベティー。
彼女のベティーの家は、いつも人であふれ、
笑いの耐えないところでした。



   DSC02138_convert_20091205071819.jpg



アメリカの葬儀についてご説明しましょう。

 

アメリカの一般的な葬儀は、
ベティーのように教会か、葬儀ホールが多いですね。

先ず、葬儀会場に到着したら、
カード、香典、記帳、親族の方々へご挨拶となります。
お花を贈りたければ、前日の方がお花を飾る側の
都合上良いでしょう。




葬儀の前に、あるいは別な日に、
ビューイングといって、お亡くなりになられた方に
会うことができるシステムを良く見かけます。
その方の一番お気に入りの洋服に化粧をして、
上半身だけ棺おけ(金属製のキャスケット)から
ディスプレするのです。
埋葬する前に、参列者の皆さんへの最後のお別れです。
この後、教会内の祭壇へ棺おけが運ばれるのですが、
この時には、必ず棺おけのふたは閉められます。





着ていく服装ですが、カソリックの場合は除いて、
我々プロテスタントの場合は、カジュアルです。
黒い式服というよりも、ある程度の整った服装という意味ですが。
要は、「葬式参列のための正しい服装の本」など、ここでは存在しません。



最近良く見かける「香典」のスタイルは、故人の名前で
教会や慈善団体への寄付でしょうか。つまり、日本のように、
香典の金額の心配も、その半返しの心配もないのですね。
香典をあげても、お花をあげても、まったくなくてもOKなんです。
お金がなかったら、お葬式にも参列できないなんて悲しいですよね。




葬儀終了の後は、上の写真のように霊柩車で墓場まで行きます。
参列者の自由選択になりますが、仮に墓場での埋葬にいく場合。
運転手席側の窓にオレンジの旗をつけます。
葬儀会社の車、あるいはパトカーで先導してもらい、
参列者はその後をついて行きます。




仮に、一般の車が、葬儀の車の列と遭遇した場合のマナーは、
このオレンジの旗を付けて走っている車の列に割り込まないこと。
あるいは、自分の車を道路の脇にそっと止める場合もおきます。
死者の方への敬意ですね。人は、一度しか死なないのですから。



葬儀の後は、葬儀参列者のために、軽いお食事や飲み物が
用意されているのが普通ですね。
教会の場合は、婦人グループがありますから、
ご遺族ではなく、その方々がボランティアーとして
食事を用意してくれますよ。
今回は、食事も飲み物も一切なし!
費用の問題でしょう。
これはこれで、参列者も納得しますので問題なし。



    DSC02137_convert_20091205063714.jpg

    Blessed assurance (←クリックで曲が聴けます)

Blessed assurance, Jesus is mine!
Oh, what a foretaste of glory divine!
Heir of salvation, purchase of God,
Born of His Spirit, washed in His blood.
(Refrain:)
This is my story, this is my song,
Praising my Savior all the day long;
This is my story, this is my song,
Praising my Savior all the day long.

(ベティーさんが大好きだった曲で、
聖書のヘブル人への手紙10章22節からのものです。
私たちは、心に血の注ぎを受けて邪悪な良心を清められ、
体を清い水で現れたのですから、全き信仰を持って、
真心から神に近づこうではありませんか。)

 


おめでとう、ベティーさん。
神様とご主人がいる天の国で、
永遠の命と平穏な日々を楽しんでください。
またお目にかかるまで、しばしのお別れです!






追記:
クリスチャンが考える「死のコンセプト」
なんとなく、ご理解できましたか?
86才という年齢もありますが、
ベティーのお葬式は悲しいというものではありませんでした。
彼女が、天国で素晴らしいときを過ごすことへの門出を祝う会。
そんな風に、皆で歌を歌ったり、息子さんによるピアノ伴奏、
親族数人からのベティーさんへのメッセージ朗読。
牧師役を勤めたのも、娘婿でプロのガスペルシンガーのフィルさん。
和やかで、素晴らしいお別れ会でした。


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*Comment

丁寧な解説 

大変参考になりました。
一番魅かれたのは11月29日は亡き義母の命日
32年目です・・彼女も心筋梗塞・・私に会って
遺言のようにこの結婚を進めて一週間後のことでした。
そして・・今私がその年齢になったのです・・
人の運命はある程度決められて・・そしてそこから
様々なコーディネートによって変化があるのでしょうか・・ベティさんはとておお幸せな人生をしっかり閉じられたのだと感じました。
葬儀に関することで衣服のことお香典のことなど大事なことで、これは特に保存版にさせていただきたいです。
  • posted by ann 
  • URL 
  • 2009.12/04 20:25分 
  • [Edit]

annさん 

まぁ~義母様がお亡くなりになった日と、ベティーさんのその日が同じ?!ビックリ仰天です。ご結婚されて一週間目ですか?じゃ、義母様は、ご自分の健康をしっていらしたのかしら?虫が知らせるともいうし。しかし、お若くしてなくなられたのですね。我が母も、57歳、父は53歳。私は両親の人生を背負うことで、親孝行と思い毎日生きております。
ベティーさんは、本当に「人生をしっかりと閉じら」れたんですよ!ブログはここまでの長さでないと、皆さんに読んでいただけないかな?~ちょっと不安で・でもね、私のエッセー本にはしっかりと書きます。
「保存本」ありがとうございます。光栄です。
これはあくまでも私の知っている限りのアメリカの社会です。ここに黒人社会のことも、ユダヤ人、メキシコ系のカソリック、書いていませんから。重いトピックですが、簡単にこれを書いておけば、在米の日本の方にお役にたつかな~と思いメモを残します。コメントありがとうございました。今後のライティングの参考になります。
  • posted by greensmoothie 
  • URL 
  • 2009.12/04 22:06分 
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とても参考になりました
自分自身の「死」に対する感情が変わるかも知れないです
クリスチャンが考える「死のコンセプト」
何度も読み返してしまいました
  • posted by きゃふ 
  • URL 
  • 2009.12/05 00:42分 
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こんにちは、えいと@です。

えいと@夫妻は一度、アメリカのお葬式に参列したことがあります。
その亡くなられた方はプロテスタントでした。

しかし。アメリカのお葬式ってどんなものかもわからない、経験のないえいと@夫妻。
着ていく服をどうしようかと迷いましたね~。
喪服は持って来てないし。
なので、無難に黒っぽい服を着ていきましたが…。
なんと、びっくりしたのは皆さんが普通のワンピースやスーツ姿だったってこと!
けっこう派手目のネクタイをされてる男性の方もおられておどろきました。
女性も白っぽいスーツや、ブルーなどの服だったんですよね~。

カソリックじゃない場合「葬式参列のための正しい服装の本」など、ここでは存在しないのですね。
これは、ある意味 カルチャーショックですね~。


クリスチャンの「死」に対する考え方っていいな…と思います。
クリスチャンにとっては「死」が怖いものではないですよね。
主の元にいけるのですから。

人間って弱い生き物ですから「死」っていうものを「怖い」と感じるのです。
「死ぬこと」って漠然とし過ぎてて、一体自分は死んだらどうなるのかがわからない。
だから「死」を恐れるのでしょうね。
その点、キリスト教は「死」を「恐怖」ではなく「安心・安堵」と教えています。(…ですよね?)
これは安らかにあの世に行ける、いい考え方だなって思います。


   えいと@

  • posted by えいと@ 
  • URL 
  • 2009.12/05 08:48分 
  • [Edit]

 

友人の方が、なくなられて寂しいですね。
とても素敵な方のようで、アメリカではこうやって皆に送られていくのですね。

日本の葬儀も簡素化されて来ているようですが、形にとらわれれず、暖かい見送り方だと思います。

夫の会社の同僚のご主人が亡くなり、夫が最近お葬式に行きました。
アメリカの葬儀は、どんなものかと思っていましたので。。。とてもよくわかりました。

文化の違い・・・その場面に遭遇しないと知らないことってたくさんですのでとても参考になしました。

ご冥福をお祈りいたします。
  • posted by sakuramom 
  • URL 
  • 2009.12/05 08:51分 
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和やかに最期を迎えられるって一番幸せなことなのかも?

アメリカの葬儀ってビジネス的なものでなくって
温かいイメージがありますね。

  • posted by ryonouske 
  • URL 
  • 2009.12/05 09:05分 
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きゃふさん 

クリスチャにティーは哲学だと、私は思います。聖書という教科書を学び、実生活に取り入れていく。面白いですよ。何度も読んでいただいて恐縮です。また、このテーマで記事を書くこともあるでしょう。
  • posted by greensmoothie 
  • URL 
  • 2009.12/05 19:56分 
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イエス様とともに 

ベティさん、今はイエス様とともに安らかに天におられるのですね。天国には涙も悲しみもないと聖書にあるとおりに。
地上でのお別れは寂しく悲しいものですが、再び会えることへの希望が与えられている事を感謝します。

義母のお葬式を思い出しました。彼女は敬虔なカソリックでしたのでカソリックでのお葬式でしたが、
やはり黒い服装の人は誰もいなかったと記憶しています。
一人のお義姉さんなんて結構派手目な黄色っぽい服で驚いた事を覚えています。
当時は日本在住で、よくわからないから、子供のワンピースに
お友達から借りた黒いものと、花柄の2着を持って行ったら
義姉たちに花柄を着るように言われましたので、むしろ黒を避けている感じがしました。
ちなみに日本ではキリスト教式でも黒の服装に黒ネクタイです。
色々な意味で、キリスト教が背景にある国と日本の文化の違いを感じますよね。
  • posted by Junco 
  • URL 
  • 2009.12/05 21:27分 
  • [Edit]

えいと@さん 

アメリカで初めてお葬式にでると、驚きますよね。日本とは勝手が違って。キリストの教えは、哲学と思っています。聖書を学ぶこと、つまりこれ哲学なり。といいながら、100分の1も学んでいない、私ですが。苦笑
死ぬということは、肉体からの離別。でも、本当の自由と永遠の命は天の国なる~ということなんですよね。しかし、そのなくなる方の状況にもよりますね。先日おかしな人に撃ち殺された4人の警官の方たち・・・お気の毒で、ご遺族のみなさまには言葉もありません。
  • posted by greensmoothie 
  • URL 
  • 2009.12/05 21:59分 
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sakuramomさん 

お悔やみのお言葉ありがとうございます。
でもね、ベティーさんは幸せな天国への旅立ちでしたよ。そして、あんな平安なお見送りの会なんて出席したことがありませんよ。そうなんですよね、文化の違いは、そこで見ないと本当の意味で理解が難しいですね。
また、カルチャー的な視点から見た、アメリカ思想を書きます。ご参考になって幸いです。読んでくださってどうもありがとうございます。
  • posted by greensmoothie 
  • URL 
  • 2009.12/05 22:03分 
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ryonouske さん 

こんな素敵なお葬式は、私も初めてです。
ビジネスといえば、葬儀会社の人たち「ビジネス」でしたよ。「この次もあるんだから、急いでください!」って語彙族の方々が文句言われていました。苦笑
  • posted by greensmoothie 
  • URL 
  • 2009.12/05 22:06分 
  • [Edit]

Juncoさん 

お別れ会の司会者は、夫の友人でベティーさんの娘むこ。大きなバプテスト教会で行われたのですが、「天国で再開するための、しばしの別れ」がテーマだった気がします。素敵でした。
カソリックでも、地区によってさほど服装などに厳密ではないのかもしれませんね。あの世界は、私には理解が難しいんですよ。母は、神様からの奇跡をみたんですよね。私から。私が母の激痛が走る右腕を、神様に祈ってからさすったのです。すると~痛みが消えて深い眠りにはいるのです。母はビックリ仰天。母なき後、葬儀のスタイルをキリスト教式に~とおじたちにいったのですが、無理でした。皆がとまどうからと。
  • posted by greensmoothie 
  • URL 
  • 2009.12/05 22:14分 
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みどり    greensmoothie

Author:みどり    greensmoothie
ミシガン州在住、アメリカ人の夫と娘の3人家族。
心と体の健康、聖書日めくりカレンダー、自然食、街、ガーデニング、イベント、ハンドメイドクラフト、友人や家族のことなどを綴っています。

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